阪神が29日、甲子園で行ってきた秋季練習を打ち上げた。最終日のこの日は屋外でノックやフリー打撃を実施。
昼すぎに練習を終え、最後は糸原を中心に円陣となり、手締めを行った。矢野燿大監督(51)は「若い選手がフェニックスに行っていますけど、中堅というか、そういう選手が残ってみんな課題をしっかり持ってやってくれましたし、いい練習ができました」。阪神の今季チーム失策数は両リーグワーストの85だったこともあり、守備練習に多く時間を割いてきた。「チームとしてエラーが多かったということで、午前中はだいたい守備でやるということをやってきた。実戦的なことはメンバー的にもできないので、ちょっと打撃フォームを変えるとかそういうことはそれぞれできたと思う」と振り返った。
この秋最後のチーム練習後には、室内練習場やロッカー室、トレーニング室などを大掃除。矢野監督は「汚れている部分もあるんでね。そういうところをみんなできれいして。1年間、お世話になった場所」と話していた。
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