野菜の地産地消を進めようと、草津市の中学校で、地元の野菜を使ったレシピを生徒が考え、調理する授業が行われました。
この授業は、草津市の高穂中学校で行われ、1年生40人が参加しました。
草津市では、地元でとれる農産物を「ベジクサ」と呼んでPRしていて、生徒たちは、グループごとに「愛彩菜」と呼ばれるワサビ菜やほうれん草、青ねぎなどを使ったレシピを考え、調理しました。
このうち、「愛彩菜」やトマトを使った「ベジクサハンバーガー」を作ったグループは、子どもたちにも気軽に野菜の美味しさを味わってもらおうと、パンの部分をホットケーキにしたのが特徴です。
また、「愛彩菜」と青ねぎを使った「ベジクサかきあげ」を作ったグループは、講師から野菜の味が引き立つ加減を教えてもらいながら、丁寧に揚げていました。
1年生の女子生徒は「草津産のほうれんそうを使って蒸しパンを作りました。ほうれんそうの苦みもなく、自分で作ったので一段と美味しく感じました」と話していました。
高穂中学校の家庭科の佐藤佑香教諭は「授業を通して、生徒たちに地域に愛着を持ってもらい、今後は、地域の人にもレシピを発信し、もっとベジクサに興味を持ってもらえたら」と話していました。
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