今年2月にパラグアイ1部スポルティボ・ルケーニョと1年契約を結んだ元日本代表FW森本貴幸(32)が、同国内で飲酒ひき逃げ事件を起こし、逮捕された。人としてやってはいけないことなのは間違いないし、日本であれば法的にも社会的にも制裁を受ける事例。ただ、文化的に日本と違うパラグアイではどうなのか? 人々の飲酒運転への意識について現地在住の日本人男性に聞いてみた。
男性によると、パラグアイに住んで感じるのは、人々の「お酒の強さ」。数杯飲んでもまず酔っぱらうことはなく、フラフラ歩く人も少ない。水のような感覚で、夜レストランで1~2杯ひっかけてから車で帰宅したなんていう話を、普段から聞くことも多いという。擁護するわけではないが、飲酒運転に対して厳格な日本に比べ、そういうある種の「緩さ」があり、森本もついパラグアイ人と同じような行動をとってしまった可能性はある。
ただ、だからといって同国で飲酒運転がまったくおとがめなしかというと、そうではない。大きな物損事故や深刻な対人事故を起こせばテレビや新聞で報じられ、実刑判決がなされる場合もある。森本が衝突したバイクの運転手は命に別条はないが、骨折をしているという情報もある。これを裁判所がどう判断するか。所属クラブでの処遇はどうなるか。今後の成り行きを見守るしかない。【千葉修宏】
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