風車の羽を黒く塗ると鳥の衝突死を抑えられる/iStock
風力発電は、きちんとした条件のもとで使用すれば、天然ガスよりも安く、それでいて余計な二酸化炭素を排出しないクリーンな再生可能エネルギーだ。
他の発電施設に比べて、見た目的にも人との親和性が高く、付近に設置されることへの抵抗感が少ないというメリットもある。
そんなクリーンなエネルギーだからこそ、2019年には60ギガワット以上もの風力発電タービンが新たに設置されるなど、世界で急速に普及が進んでいる。
だが良いことばかりではない。鳥が風車の羽(タービン)に衝突して命を落とすというケースが相次いで報告されているからだ。現在その対策として検証が進められているのは、羽に色を塗る試みだ。
【風力発電の弱点は鳥の衝突】
風力発電は、そのクリーンさとは裏腹に、環境への影響がまったくないわけでもない。例えば鳥やコウモリといった空飛ぶ動物にとって、風力タービンは空中に仕掛けられたギロチンのようなものだ。
アメリカ魚類野生生物局の2015年度の推計によると、年間14万~50万羽の鳥が風力タービンに衝突(バードストライク)して死んでいるという。
衝突が起きる原因はよく分かっていないが、これまでの研究から、飛行中の鳥は障害物を見ることがそれほど得意ではない可能性が指摘されている。
ゆえにその対策としては、ブレードをゆっくり回転させる方法が考えられるが、もう1つ別の手軽な対策がある。鳥に目立って見えるよう色を塗ってみるのだ。
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August 30, 2020 at 07:00AM
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風力発電の羽根(ブレード)を黒く塗るだけで鳥の衝突死が70%減少(ノルウェー研究) (2020年8月30日) - エキサイトニュース - エキサイトニュース
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