米サウスカロライナ州のビーチ上空を、サメのような大きな魚を掴んだ鳥が飛んでいるのが撮影された。動画はSNSでシェアされると「この鳥と魚はいったい何?」と推測が始まり、大いに盛り上がったようだ。
米サウスカロライナ州マートルビーチで先月22日、米テネシー州アーウィン在住のアシュリー・ホワイトさん(Ashley White)が撮影した鳥の動画が拡散中だ。
動画はアシュリーさんが同ビーチにあるホテルの17階バルコニーから捉えたもので、大きなサメのような魚を掴んだ1羽の鳥が上空を飛んでいる。
鳥は茶色のボディに白い頭を持っており、自分の体長とほぼ同じ大きさの魚を鋭い爪で掴んでいるのが見て取れる。魚はまだ生きており、時折尾びれを動かしていた。
この動画はサメの保護活動や追跡をする団体『Tracking Sharks』が日本時間1日、「この鳥がなんだかわかる人はいる? 掴んでいるのはサメ?」と質問を添えてTwitterに投稿したところ、7日までに再生回数が2880万回を超えるほどの反響があった。
そして鳥について、
「これはタカ目コンドル科のコンドルだよ。」
「タカ目タカ科のハクトウワシだね。」
「まだ白い毛が生え始めたばかりの若いハクトウワシよ。5歳になると頭が白くなるのよ。」
「ハゲワシ類じゃないの?」
「これはミサゴに間違いない。」
といった推測がなされた。
また魚については、
「ホホジロザメに違いない。」
「サメだったらいいけどね。サメじゃないね。」
「ブルーフィッシュ(アミキリ)だよ。」
「尾びれの形がVの字だから、これはサバ(mackerel)だと思う。」
「いや、このビデオがフェイクなんだよ。きっとロボットだね。」
とフェイク説まで飛び出し、SNSは大いに盛り上がったのであった。
しかしこれらの推測には専門家が黙っておらず、『Tracking Sharks』は4日、「鳥と魚の正体が判明!」と投稿し、次のような説明を添えた。
「米マサチューセッツ州のサメ研究家ジョン・チザムさん(John Chisholm)により、この鳥は“ミサゴ (Osprey)”で、魚はサメではなく“スパニッシュ・マカレル(Spanish mackerel)”だということが確認されました。」
そして地元サウスカロライナ州のテレビ局『WPDE』のチーフ気象学者であるエド・ピョトロフスキさん(Ed Piotrowski)もFacebookに動画をシェアし、「鳥はミサゴで、魚はスパニッシュ・マカレルである」と明かした。スパニッシュ・マカレルとはサワラのことで、マグロに近く非常に美味という。
これに対し、アウトドアコラムニストのエド・キラーさん(Ed Killer)は「魚は“カライワシ目(Ladyfish)”ではないか?」とリツイートしており、意見が分かれた。『CBS News』によると、ミサゴ、スパニッシュ・マカレル、カライワシ目の3種ともマートルビーチ一帯でよく見られるとのことだ。
なおミサゴはタカ目の猛禽類の一種で、英語では“オスプレイ”と呼ばれる。オスプレイは軍用機で有名だが、魚を捕るために急降下するスピードは130キロとも言われ、フック状の鉤爪でがっちりと獲物を掴むそうだ。
画像は『Ed Piotrowski WPDE 2020年6月27日付Facebook「Ashley White from Erwin, TN took this video from her hotel balcony in Myrtle Beach of an osprey with a large spanish mackerel in its talons!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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July 08, 2020 at 04:45AM
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ビーチ上空を飛ぶ鳥、鉤爪で掴んでいるのはサメ?(米)<動画あり> - ニフティニュース
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