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Tuesday, February 25, 2020

「串カツ田中」が鳥料理事業に参入 第2のブランドを持つ理由とは - M&A Online

「串カツ田中」が鳥料理事業に参入 第2のブランドを持つ理由とは

東京都千代田区内の店舗

串カツ田中ホールディングス<3547>が鳥料理事業に参入する。これまでは串カツのみで事業展開してきたが、今後は串カツと鳥料理が経営の2本柱となる。 

鳥と卵の専門店「鳥玉」4店舗を沖縄で運営する、みたのクリエイト(沖縄県中城村)から鳥玉ブランドを譲り受け、沖縄を含む国内外で鳥玉を出店することで鳥料理事業を立ち上げる。 

串カツ田中は「外食企業としてのさらなる高みを目指す」ことを目的に、優れた外食ブランドの導入を中期計画に盛り込んでおり、今回の第一弾となる第2ブランドの譲受を機に、今後多ブランド展開が加速しそうだ。 

新鮮な卵とジューシーな鶏肉を提供 

鳥玉は新鮮な卵と、ブライニングという塩水漬け技法を用いた柔らかくジューシーな鶏肉を使用した親子丼やオムライス、チキン南蛮、卵焼きなどの料理を提供している。 

串カツ田中は2020年3月に子会社セカンドアローを設立し、これまでに培ってきた店舗展開力を活用して鳥玉の出店やフランチャイズ事業に取り組む予定で、まずはショッピングセンターやパーキングエリアなどのフードコート内で出店し、その後はレストランタイプなどを展開していく。 

鳥玉の料理(ニュースリリースより)

さらに将来は海外進出も検討するほか、厨房機器、調理器具の開発やオペレーションに関わるシステムの開発も同時に行い、飲食店の新しい店舗展開を目指す。 

みたのクリエイトは沖縄の既存4店舗の営業を継続し、商品開発や店舗ブランディング、メニューなどのデザイン面でセカンドアローと連携する。 

串カツ田中は1998年に現社長の貫啓二氏が個人事業で飲食業を創業したのが始まり。大阪市西成区で誕生したレシピを基に、2008年に東京都世田谷区に串カツ田中1号店を開業したあと、直営とフランチャイズで店舗数を増やし、現在は関東を中心に275店舗(海外2店舗含む)を展開している。 

2016年に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、2019年には東京証券取引所市場第一部に上場した。2018年にはほぼ全店禁煙化に踏み切った。 

業績は好調に推移しており、2020年11月期の売上高は前年度比26.9%増の127億円、営業利益は同30.6%増の7億9000万円、経常利益は同21.6%増の9億5000万円、当期純利益は同16.4%増の5億3000万円と増収増益の見込み。

串カツに鳥料理が加わる串カツ田中の今後の成長軌道はどのようなカーブを描くだろうか。

串カツ田中ホールディングスの沿革
1998 代表取締役社長の貫啓二氏が個人事業で飲食業を創業
2002 ケージーグラッシーズ設立
2006 ノートに社名を変更
2008 串カツ田中世田谷店をオープン(直営店1号店)
2011 串カツ田中方南町店を売却によりFC化
2015 串カツ田中に社名を変更
2016 東京証券取引所マザーズ市場に上場
2018 持株会社体制への移行に伴い、串カツ田中ホールディングスに社名を変更
2018 ほぼ全店禁煙化
2019 東京証券取引所市場第一部に上場

文:M&A Online編集部

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駅前立地出店戦略の日高屋と地方ロードサイド戦略の幸楽苑。繁華街立地のちょい飲み需要を取り込んだ日高屋の優位性が目立っていました。幸楽苑は巻き返しを図るべく、不採算店舗の退店など大規模なテコ入れを図りました。それでもやはり、日高屋は強いです。


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February 26, 2020 at 03:56AM
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