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Saturday, January 11, 2020

台湾総統選、蔡英文氏が大きくリード…中国への対抗姿勢に幅広い支持 - 読売新聞

台湾総統選、蔡英文氏が大きくリード…中国への対抗姿勢に幅広い支持 - 読売新聞

 【台北=比嘉清太】台湾総統選は11日、投開票が行われ、民進党現職の蔡英文ツァイインウェン総統(63)が、最大野党・国民党の韓国瑜ハングオユー・高雄市長(62)、親民党の宋楚瑜ソンチューユー主席(77)を大きくリードしている。台湾との統一を目指して圧力を強める中国に対抗する蔡氏の姿勢が、有権者に受け入れられた。

 台湾の中央選挙委員会(選管)によると、午後7時57分(日本時間午後8時57分)現在、蔡氏の得票数は664万4304票で、韓氏の441万7136票、宋氏の48万632票を上回っている。

 総統任期は4年で、最長2期までだ。

 蔡氏は、選挙戦で最大の争点となった中台関係について、中台が同じ「一つの中国」に属するとは認めず、「台湾の主権、民主、自由を守る」と訴えてきた。

 武力行使の可能性を否定しないまま、「一国二制度」による中台統一を迫る中国の習近平シージンピン・国家主席を相手に妥協しない姿勢は、若年層を中心に、幅広い支持を集めた。

 決定的だったのは、中国が既に「一国二制度」を適用している香港で起きた大規模デモだ。台湾では、「今日の香港は明日の台湾」という危機感と反中感情が広がり、蔡氏に強い追い風が吹いた。

 「一つの中国」を認める韓氏は、対中関係改善で台湾の安全を守り、人々の収入を増やすと主張したが、支持は広がらなかった。

 中央通信によると、総統選と同時に行われた立法院(国会、定数113)選では、午後7時半現在、民進党が32議席、国民党が11議席を獲得している。

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2020-01-11 12:24:00Z
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