中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は深刻さを伴う新たな段階に入った。複数の医療従事者が感染し、新型肺炎による死者も4人に増えた。
医療従事者への感染拡大は、新型ウイルスが従来考えられていたよりも容易に感染することを示唆している。リスク水準が上がり、17年前に流行して約800人が死亡した重症急性呼吸器症候群(SARS)を想起させる。
春節(旧正月)の連休中には多くの中国人が国内各地や世界に足を運ぶとみられ、中国が新型ウイルスの拡大を抑えることができないとの警戒感が高まっている。
オーストラリア国立大学医学部のサンジャヤ・セナナヤケ准教授は「混乱を引き起こしている今回のウイルスによるリスクは増大している。異なる国に広がっており、人から人へとより容易に感染し得ることを目の当たりにしつつあるからだ」と指摘。
SARSとの比較では「現時点で良い要因は低い致死率だろう」と述べた。
国営新華社通信によれば、医療従事者15人が感染し、1人が重篤となっている。武漢市では医療従事者間の感染を最小限にすべく厳重な予防措置が取られていたため、医療関係者への感染は特に懸念材料と考えられる。
原題:
China Virus Enters Heightened Phase With Health Workers Sick (1)(抜粋)
2020-01-21 04:59:00Z
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