シギの仲間は冬になると暖かい南半球へ渡っていくものが多いのですが、中には日本にとどまって冬を過ごす種類もいます。
ハマシギやアオアシシギ、ダイシャクシギなどが代表的な種ですが、今回ご紹介するツルシギは、少数が佐賀県内で越冬します。
干潮時は干潟で餌を取り、満潮時は川やため池の石の上などで群れで休んでいる姿を見掛けます。
春が来ると、繁殖のためロシアなどの北の国に向けて旅立ちますが、その時、ツルシギは冬の灰色の地味な羽の色ではなく全身が真っ黒に変身し、とても同じ種類とは思えません。
その時が来るまで佐賀でゆっくり冬を過ごしてほしいですね。（日本野鳥の会佐賀県支部 中村さやか）
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December 18, 2019 at 08:16PM
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〈探鳥日記〉県内で越冬するシギ - 佐賀新聞
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