日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の開幕戦で、INAC神戸が大宮アルディージャVENTUSに快勝した。前半4分、右サイドからロングパスを受けたMF成宮唯(26)のシュートがポストに当たり、こぼれ球に反応したFW高瀬愛実(30)が倒れながらシュート。WEリーグ第1号ゴールで先制した。

I神戸は同12分、MF杉田妃和(24)がペナルティーエリア左から中央のFW浜野まいか(17)にパス。浜野がそのままゴールを揺らし、2点目を獲得。同41分はオウンゴールで3点目となり、その4分後にMF杉田が左側からクロスを入れ、FW浜野がヘディングで4点目を決めた。

後半に入っても勢いは止まらず、12分に先制点を決めたFW高瀬が、右足で落ち着いてダメ押しの5点目を奪った。

勝ったI神戸はホームで勝ち点3を獲得。5失点で敗れた大宮Vは攻撃時間が少なく、得点の好機をつかめなかった。