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Thursday, July 15, 2021

ブルージェイズ・ゲレロが最年少MVP!…でも「正直、僕は大谷をMVPに選ぶよ」 - スポーツニッポン新聞社

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オールスター戦   ア・リーグ5―2ナ・リーグ ( 2021年7月13日    デンバー )

MVPに輝き、トロフィーにキスをするゲレロ(AP)
Photo By AP

 大谷のライバルが歴史的MVPに輝いた。アの「2番・一塁」で出場したブルージェイズのゲレロが3回、バーンズから左越えソロ。5回にも二ゴロで2打点目を挙げて勲章を手にし「子供の時からこの瞬間を想像していた。この賞を父にささげます」と笑った。

 父のウラジーミル・ゲレロ氏も06年にソロを放っており、球宴での親子本塁打はボンズ親子、グリフィー親子に次いで3組目。さらに22歳119日での球宴MVP獲得は、92年のケン・グリフィー(マリナーズ)の22歳236日を抜く史上最年少獲得となった。飛距離468フィート(約142・6メートル)はレギュラーシーズンの最長を上回る自身最長で、さらに15年以降では16年のブライアント(カブス)の410フィート(約125メートル)を抜く球宴最長本塁打だった。また、1933年に行われた第1回球宴でベーブ・ルースが1号を放ってから、これが球宴通算200号でもあった。

 現在28本塁打は大谷に次ぐア・リーグ2位で本塁打王争いの最大のライバル。1、2番コンビを組んだ大谷を「彼はこの世のものじゃない。正直、僕は大谷をMVPに選ぶよ」と称えた。

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