今夏に延期となった東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開閉会式の演出を統括するクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が18日、辞意を表明した。開会式に出演予定だったタレントの渡辺直美さんの容姿を侮辱するようなメッセージをチーム内のLINEに送っていたと文春オンラインが17日に報じており、佐々木氏は18日に出した「謝罪文」で事実を認めていた。
何が問題だったのか。芸能リポーターの井上公造さんに話を聞いた。
「正直、あぜんとしました。いまバラエティー番組の現場で、もし放送作家がこのネタを提案してきても通らない。まして今回はバラエティー番組のレベルではなく、世界に発信する五輪の開会式。なぜこんな発想が出たのか、そしてなぜこんな発想の人をこの立場に据えていたのか、二つの問題があると思う」
「世界に挑む渡辺直美さんは、エンターテインメント界の野茂英雄さんのような存在です。周りからは『無理だ』と言われ、日本にいれば大きな収入が得られるのに、レギュラー番組を降りてまで険しい道を選んだ。大リーグでは野茂さんがいたから、イチローさんや松井秀喜さんが成功した。渡辺さんのチャレンジのおかげで今後、世界に羽ばたく日本のエンターテイナーもいるはずです」
「そして渡辺さんが米国でもウ…
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