フィギュアスケート・全日本選手権第1日(25日、長野市ビックハット)開幕し、女子SPは2連覇を目指す今季初戦の紀平梨花(18)=トヨタ自動車=が冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、79・34点でトップ。今大会は世界選手権(来年3月、ストックホルム)代表最終選考会を兼ね、男女各3人の代表のうち優勝者は自動的に決まる。
今季初戦で成長の足跡を刻んだ。約10カ月ぶりの実戦に臨んだ紀平が、2位と7・48点差の首位発進。「ドキドキしたけど、良い演技ができました」とうなずいた。
新SP「The Fire Within」の見せ場の一つが、左手一本での側転だ。幼少期から逆立ちなどで高めてきた身体能力が持ち味。演技後半のステップに入る直前に珍しいつなぎの技を披露し、1819人の観衆から拍手を浴びた。
拠点のスイスで積極的に筋力トレーニングに励んできた。「休む間もなく動き続けている感じ」。猛練習の成果からジャンプに高さが出るようになったという。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は前日24日の練習で苦戦していたが、本番では難なく決めた。
調整で手応えをつかめば、27日のフリーで4回転サルコーを投入する。「できるだけ挑戦したい」。2連覇に向けて、さらなる進化を示す。
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