サイン保留者が続出し、大荒れ模様となっている中日の契約更改交渉にプロ野球選手会に続いて、海外から大物が今年も〝参戦〟だ。
28日には日本プロ野球選手会が中日・加藤宏幸球団代表(61)に抗議文を送付したと発表。交渉の場において「選手と球団の信頼関係を維持できない状況が発生している」とし、強く改善を求めた。
中日の契約更改交渉は26日にスタート。初日に捕手・木下拓、2日目にも投手の福と福谷が保留し、3選手が交渉継続となった。選手会は加藤球団代表側に「所属選手に対する査定方法の事前説明が二転三転したり、不十分な点があった」ことに加え、メディアに対して選手が年俸で揉めているかの印象を与える発言などをしたと指摘した。
交渉3日目の28日は保留者が出なかったが、加藤球団代表は初日に「金額を譲るつもりは、これっぽっちもない」と強硬姿勢を示し、その後の交渉でも選手との間に食い違いが生じていた。
そうした状況を憂いてか、現役選手の立場から口を開いたのがカブス・ダルビッシュ有投手だ。29日、自身のツイッター上で中日の契約交渉問題に言及。「活躍しても色々言われて上がらない、活躍しなかったら容赦なく減俸」「選手からしたら夢ないよなぁ。」と球団の渋チン姿勢をチクリとやった。
ダルビッシュは昨オフも中継ぎの祖父江がダウン提示を受けた際にツイート。「昨年の現状維持もやばいけど、今年のダウンもかなりやばい。推定やから細かくはわからんけど6年263試合で防御率3.08で2900万て。。評価基準を知りたい。」と中日の姿勢に疑問を呈していた。
プロ野球選手会に続き、ダルビッシュからも苦言を呈されてしまった中日。今後の契約更改交渉はどう展開していくのか…。名古屋を越えて注目されている。
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