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Tuesday, November 24, 2020

福岡の養鶏場で鳥インフル 高病原性か、国検査へ - 日本経済新聞

鳥インフルエンザの陽性が確認された福岡県宗像市の養鶏場で、殺処分の準備をする県職員ら(25日午前)=同県提供・共同

鳥インフルエンザの陽性が確認された福岡県宗像市の養鶏場で、殺処分の準備をする県職員ら(25日午前)=同県提供・共同

福岡県は25日、同県宗像市の養鶏場で鶏の死骸が増え、検査の結果、鳥インフルエンザ「H5型」の感染を確認したと発表した。高病原性の可能性が高く、国が判断を確定させるための遺伝子検査を行う。県は、この養鶏場が飼育する約9万3500羽の殺処分を開始。周辺養鶏場の鶏や卵などの移動を制限し、車両消毒などの防疫措置を始めた。

福岡県庁で開かれた鳥インフルエンザの対策本部会議で発言する小川洋知事(25日午前)=共同

福岡県庁で開かれた鳥インフルエンザの対策本部会議で発言する小川洋知事(25日午前)=共同

農林水産省や県によると、今年の養鶏場での確認は香川に続いて2県目となる。福岡県では過去初めて。

県は同日午前、対策本部会議を開き、小川洋知事は「初動対応の徹底による封じ込めが何よりも大事だ」と述べた。殺処分のため、陸上自衛隊に派遣を要請した。

加藤勝信官房長官は記者会見で「地元自治体と十分に連携しつつ、対応に万全を図っていきたい」と指摘。農水省は宮内秀樹農水副大臣の派遣を決めた。

県によると、24日に通常の約4倍に当たる約40羽の鶏が死んでいるのが見つかり、養鶏場から県に連絡があった。県の検査で25日にH5型と確認された。

県は、感染が確認された養鶏場の半径3キロ以内にある養鶏場1戸の約1万7千羽と卵などの移動を禁止し、半径3~10キロの6戸(飼育計約12万4千羽)については区域外への搬出を禁止した。周辺の主要道路では畜産関係車両の消毒も行う。

殺処分には埋める作業なども含め、28日までかかる見通し。野鳥を介して感染した可能性もあり、県は県内の養鶏場に対し防鳥ネットの整備の徹底を要請。周辺で野鳥の死骸がないか調査する。

〔共同〕

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November 25, 2020 at 07:42AM
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