関学大アメフト部前監督の鳥内秀晃氏(61)と、御所実(奈良)など全国10チームを指導するプロコーチの二ノ丸友幸氏(40)が、オンライン・ディスカッション番組で共演することになり3日、発表された。MBS(毎日放送)グループが立ち上げた「MGスポーツ」による企画で、9日午後6時30分に配信される。

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、外出自粛が続く中、同局が「♯StayHome」キャンペーン企画として行うもので、視聴者もチャットで参加できる。「家でできる思考トレ講義対談」「学生とのオンラインディスカッション」として“開講”する。

鳥内前監督はこの日、MBSを通じて「今、こういう外に出られない時間だからこそ、違う指導者の意見も聞きつつ、いろいろなことを考えるきっかけになればいいなと思います」とコメントを寄せた。

番組の企画担当者は「(選手に主体性を求める)おふたりの指導方針の方向性が同じ」と説明。番組に参加した学生が「家で何せなあかんねん?」と自ら考える仕組みを整えたいと考える。

同担当者は「指導者が答えを出すのではなく、学生が自ら考えて答えを導き出すことを重視した番組作りを目指したい。スポーツは根性論ではなく、科学であるとの大前提を伝えたい」と話している。