鹿児島県は22日、出水市で回収された野鳥のカモの死がいから鳥インフルエンザウイルスが確認されたと発表しました。
A型の鳥インフルエンザが確認されたのは、出水市米ノ津町の川で18日に回収された野鳥のヒドリガモの死がいです。県によりますと22日、茨城県つくば市の国立環境研究所で遺伝子検査を行ったところ、死がいから「A型鳥インフルエンザウイルス」の陽性反応が出たということです。
毒性が強い高病原性鳥インフルエンザウイルスかどうかについては、今後、鹿児島大学で確定検査が行われ、1週間ほどで結果が判明する見込みです。
検査結果を受け、環境省はヒドリガモの回収地点から10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定しました。
県は、確定検査の結果を待って畜産関係者などを集めた対策会議などの設置を検討するということです。
MBC南日本放送 | 鹿児島
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