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Tuesday, December 17, 2019

【密着リポート】関学アメフト・鳥内秀晃監督と4年生、魂のぶつかり合い(4years.) - Yahoo!ニュース

アメフトの全日本大学選手権は12月15日、決勝の甲子園ボウルがあった。2年続けて関西学院大と早稲田大の顔合わせ。鳥内秀晃監督(61)が今シーズン限りでの退任を表明している関学は、悲願の初優勝を狙う早稲田を下し、2年連続30度目の学生日本一に輝いた。ここまで選手たちは鳥内監督とどんな日々を過ごしてきたのだろうか。

立命との再戦を前に、関学の「5 Scenes」を体験

2016年に甲子園ボウルの西日本代表を決めるトーナメントに関西学生リーグの2位校も組み込まれ、今年からは3位校まで入ってきた。その16年からずっと西日本代表は関学だ。今年もリーグ戦で敗れた立命館大(関西1位)を相手に西日本代表決定戦でリベンジ。私は昨年までは「関学スポーツ」の学生記者として、今年は4years.のライターとして関学ファイターズを取材してきた。ここ一番で強さを発揮できる要因には、選手層の厚さや巧みな戦術、経験豊富なコーチ陣の存在もあるが、最終的には4回生の心意気だと感じている。

ファイターズの4回生たちはビッグゲームの前夜から当日にかけ、腹をくくるための五つの「儀式」に取り組む。鳥内監督に「儀式みたいなもんですよね」と言うと、「儀式ちゃう」と言われたので、私はこれを「5 Scenes」と名付けてみた。11月30日、立命との西日本代表決定戦前日から、私は同じ関学の4回生である彼らに密着させてもらった。

Scene1 下級生への感謝 【11月30日午前 10時 関西学院第3フィールド】

この日は厳しく冷え込んだ。ファイターズの練習拠点である第3フィールドには寒風が吹きすさんでいた。立命との再戦に向けて最後の練習を終えた選手たちはハドルを組んだ。コーチの話が終わると、主将、副将ら幹部が前へ出た。「何かあったら俺の背中を見ろ」「やりきったと言えるまですべて出しきろう」。幹部たちが話し終えると、4回生全員が下級生の前に並んだ。主将でDLの寺岡芳樹(関西学院)が代表して「いままでありがとう。またここに戻ってこよう」と言うと、ほかの4回生たちが深々と頭を下げた。「負けることもある」という覚悟を決めているから、これまで自分たちを支えてくれた後輩たちへ感謝の気持ちを伝えておく。1990年代後半からの宿敵である立命との決戦前だけの特別なシーンだ。

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December 15, 2019 at 06:02PM
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